第1章|ダイエットの科学
体重が減る仕組み|脂肪が減るメカニズムを知っていますか?
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体重が減るとき、身体の中では何が起きているのでしょうか。まずは「エネルギーの出入り」という基本から整理します。
エネルギー収支
摂取するエネルギーが消費するエネルギーを下回る状態が続くと、不足分を補うために体内に蓄えられたエネルギーが使われます。これが体重が減る基本的な仕組みです。
エネルギー消費の3つの内訳
基礎代謝
安静にしていても、呼吸や体温の維持などのために使われるエネルギーです。
身体活動によるエネルギー消費
運動だけでなく、歩く、立つ、家事をするといった日常の動きも含まれます。
食事誘発性熱産生
食事をした後に、消化・吸収などのために体熱として消費されるエネルギーです。
脂肪細胞と中性脂肪の分解
エネルギーが不足すると、脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪が分解され、エネルギー源として使われます。
体重減少と体脂肪減少の違い
体重には、脂肪のほか、筋肉、水分、消化管内の内容物などが含まれます。そのため、体重が減っても、減ったのが体脂肪とは限りません。
管理栄養士の視点
数字は日々変動します。体重の一日の増減に一喜一憂せず、仕組みを理解したうえで、無理のない範囲で続けることを大切にしましょう。
覚えておきたいこと
- 体重が減る基本は、エネルギー収支がマイナスになること
- 消費エネルギーは、基礎代謝・身体活動・食事誘発性熱産生で構成される
- 体重の減少と体脂肪の減少は同じではない
参考資料・出典
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット(エネルギー代謝に関する解説)
- 日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン」
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