小児 / 肥満
子どもの肥満、家庭でできる食事と生活の整え方
お子さんの体重が気になっても、大人と同じダイエットは禁物です。子どもは成長のために必要なエネルギーと栄養が常にあるため、「減らす」より「整える」が基本になります。
まず、本当に肥満かを確かめる
子どもの体格は、身長と体重だけでなく成長曲線や肥満度(標準体重からどれだけずれているか)で見ます。学校の健診結果や母子手帳の曲線を見て、急に曲線を上に外れていないかを確認しましょう。
目安は自己判断せず、数値の読み方は小児科・かかりつけ医に確認するのが確実です。
家庭で見直したいポイント
- 体重を減らすより、増やしすぎない。身長が伸びる分、体重が横ばいで自然に体型が整うことも多い
- 甘い飲み物・ジュースを水や麦茶に。最も取り入れやすい一歩
- 朝食を抜かない。欠食は間食やドカ食いにつながりやすい
- 間食は量と時間を決める。袋ごとではなく、小皿に出す
- よく噛んでゆっくり食べる。家族で食卓を囲む時間をつくる
- 体を動かす時間を増やす。運動が苦手でも、歩く・遊ぶで十分
- 睡眠と画面時間も整える。夜更かしは肥満と関連するとされる
やってはいけないこと
- 極端な食事制限や、特定の食品を抜くこと
- 体型や体重を責める言葉かけ
- 大人用のサプリや減量食品を与えること
受診の目安
肥満度が高い、急に体重が増えた、いびきや強い疲れがある、血液検査の指摘があるなどのときは、早めに小児科へ。家族みんなで生活を整える姿勢が、いちばんの近道です。
この記事は一般的な情報です。お子さんの体格や成長に不安があるときは、自己判断で食事を変えず、小児科や管理栄養士に相談してください。