尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が続くと、足の関節などに尿酸の結晶がたまり、痛風発作を起こします。「プリン体を控える」だけが対策ではありません。生活全体を整えることが大切です。
尿酸には、食事のプリン体に由来するものもありますが、体内でつくられるものが約8割を占めます。とくに肥満の人は、尿酸が多くつくられやすく、排泄もされにくくなるため、尿酸値が高くなります。血液に溶けきれなくなった尿酸は結晶になり、関節にたまると痛風発作(赤く腫れ、24時間以内に痛みのピーク)を起こします。腎臓や尿路にたまると、腎障害や尿路結石の原因にもなります。
主食・主菜・副菜がそろった食事を基本にします。麺類や丼ものだけで済ませがちなときは、具材や汁物を足して、主菜や副菜を補いましょう。極端にプリン体だけを避けるより、バランスのよい食事で、適正体重を保つことが大切です。
血清尿酸値は、6.0mg/dL以下を目標とします。生活習慣を改善しても数値が高い場合や、腎臓の病気、高血圧、糖尿病などがある場合は、薬による治療が検討されます。痛風発作が起きたときや、尿酸値が高いと言われたときは、自己判断せず、医療機関を受診してください。
この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の医療・栄養指導ではありません。